老化はコラーゲンの衰えから

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さて、私たちはなぜ老いるのでしょう?

私たちは生まれてから、時の歩みを生きることになります。

矢沢永吉が「時間よ止まれ」というバラードを歌って人気を博しました。でも、現実の時間は止まってくれませんよね。

赤ちゃんから幼児、そして子供時代、思春期、そして大人へと歩みを続けてきた私たちは、時の歩みとともに成長してきました。

そして、やがては、年をとっていきます。

でも、こんな印象を持たれることはありませんか。40歳を過ぎる頃から、人によって、年より老けて見えたり、若く見えたり。ずいぶんと感じる若さが違います。同じ60代でも、若々しくて50代前半にしか見えない人もいますし、70代に見える人もいます。

この差は、どこから生まれるのでしょうか。

結論を急ぐ前に、年をとるということについて、考えてみましょう。

老化とはどういうことかと問われたとき、私たちは体の変化をあげることが多いですね。肌がカサカサになる。顔にシワやシミができる。髪が薄くなってくる、白くなる。歯が衰える、背中や腰が曲がる。歩き方がヨボヨボしてくる。

このような老化現象はなぜ起こるのでしょうか。

それは、基本的にはタンパク質の新陳代謝の衰えがまねくものなのです。

タンパク質の新陳代謝が衰えると、細胞のタンパク質をつくる力が衰えます。タンパク質が新しくつくられないので、そのまま古いタンパク質は残らざるをえなくなります。

もう交替してくれるかな、と期待しても新顔はきてくれない。あ~あ、疲れてしまったと、タンパク質がため息をつくようになっては大変です。

疲れたタンパク質を分解して新しくつくり替える新陳代謝の速度が遅くなると、古くて衰えたタンパク質が、細胞の中や細胞マトリックスに多く居座るようになります。

皮膚がこんな状態になれば、カサカサしてきて、シミやクスミができます。髪も抜け白髪になります。

新陳代謝の回転がますます遅くなって、疲れて傷だらけのタンパク質が多くなってくると、細胞もこれを異物だと思うようになり、新しくつくってくれるアテもないのに分解を始めるようになります。

そうなると大変です、タンパク質の量が少なくなって、細胞が萎縮をし始めます。これがシワです。

外から見える皮膚や髪の変化だけでなく、内臓や骨や血管も同様に老化します。ときには、その変化が急で、若くしてとり返しのつかない事態をまねくこともあります。

管理人

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コラ-ゲンは全身のいたるところで大切な働き

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さて、血管はコラーゲンのパイプと考えてもいいでしょう。酸素と栄養素を全身の細胞に運び、老廃物を運びさる大切な働きをする血液の通り道が、全身に張り巡らされた血管です。

大動脈から末梢血管まで、全身くまなく張り巡らされた血管を、いつまでも若々しく保ちたいものです。

丈夫でしなやかさを持った血管の壁をつくるのにも、コラーゲンの若々しさが欠かせません。

食べ物を噛みきり咀哨する大切な働きを持つ歯は、骨と同様に、カルシウムとリンからできたハイドロキシアパタイトという無機質が約7割を占めています。

水は約1割で、残りの約2割が有機物質です。そして、そのうちの約9割がコラーゲンです。

目の角膜はカメラのファインダーに相当する働きをします。角膜には、コラーゲンの線維が、ちょうど薄いベニヤ板がきちんと積み重なったように、層状になっています。このような工夫が透明な角膜をつくっているのです。

腎臓にある糸球体をご存じでしょうか。腎臓は血液をろ過して、体に不要なものを尿とともに排泄する働きをしています。ろ過をするのが糸球体の膜です。この膜の主役もコラーゲンです。

腎臓の要の働きをする糸球体を健康に保つためにも、コラーゲンは欠かせないのです。

ものごとの大切さを言い表すのに、肝腎要という言葉がありますが、肝臓や腎臓がいかに大切であるかということを肝に銘じてほしいものです。

このように、全身のいたるところでコラーゲンが大切な働きをしていることを、よく知っておきたいものですね。

管理人

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細胞の集まるところにコラーゲンが登場

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さて、細胞の集まるところにはコラーゲンが主役として登場します。

とりわけ結合組織がたくさん集まっている皮膚、骨、軟骨、腱、血管の壁、歯などには、コラーゲンがたくさんあります。

皮膚は、いちばん外側から表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪)の三つの層からなっています。

いつも目にする皮膚といえば表皮の部分ですが、表皮は薄いものです。

本当の皮膚と言ってよいのは、その下の真皮の部分です。

真皮の成分の7割はコラーゲンです。

次に、骨をみてみましよう。骨は骨格・骨組みという言葉があるように、私たちの体の構造をつくる大切な働きをしています。

弱い骨は体の構造をいびつにして、痛みを生じたり、行動の障害をもたらすことになります。

一般に骨を丈夫にするには、カルシウムとリンが大切ですが、骨は強さだけを求められているのではありません。

本当に丈夫な骨というのは、硬いだけでなく、柔軟性も持っていなければなりません。

丈夫でしなやかな骨をつくるためには、カルシウムやリンとともに、コラーゲンの新陳代謝を活発にして、柔軟で若々しくしなやかなコラーゲンが必要となります。

そのためには、コラーゲンの補給が欠かせません。

骨と骨とが接する関節は、柔らかい軟骨という骨で覆われています。関節は、ひざ、ひじ、肩、股関節など、私たちの体の動きに欠かせない働きをする要の場所にあります。

軟骨はこれらの関節で、骨と骨とが直接ぶつかる衝撃を和らげるクッション役を果たしています。

軟骨の約5割はコラーゲンで構成されています。

骨と筋肉を結びつける腱には、コラーゲンがたくさん含まれています。アキレス腱はコラーゲンそのものです。

管理人

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コラーゲンがゼラチンになる謎が解けた

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さて、コラーゲンを温めるとゼラチンになります。その謎は、コラーゲンの分子を知ることで解けます。

コラーゲンたっぷりの魚の骨や皮を煮た汁を冷やすと「煮こごり」ができます。これは、溶けてゼラチンとなった魚の骨や皮が「螺旋」を復元させて固まるからなのです。

それでは、電子顕微鏡を覗くのはひとまず、おくとしましょう。

ところで、さきほど3本の縄が左巻きの螺旋をつくっていると述べました。こんなかたちのタンパク質は、ほかには見当たりません。

その謎は、縄をつくるアミノ酸にあるのです。

タンパク質をつくるアミノ酸には20種類があり、アミノ酸の並び方の違いで、いろいろな異なるタンパク質になります。

アミノ酸が並ぶときの結びつき方をペプチド結合と呼んでいます。たくさんのペプチド結合が集まったものが、ポリペプチド鎖(タンパク質をつくるとき、アミノ酸がくっつき並んで鎖状になったもの)になります。

3本の縄のひとつ一つがポリペプチド鎖です。

コラーゲンの謎を解くためには、このポリペプチド鎖の謎を解かなければなりません。

謎を解く研究の結果わかったことは、コラーゲンのポリペプチド鎖には、グリシンというアミノ酸がとても多く、全体の3分の1を占めていることでした。

そして、プロリンというアミノ酸も多いことがわかりました。

これらの特徴があることがコラーゲンの証拠ともなるのです。たとえば、ヒドロキシプロリンは、コラーゲンの目印として活用されています。

このアミノ酸は、コラーゲンに約10%の割合で存在します。体の中のある部分のコラーゲンの量を知るために、ヒドロキシプロリンの量を測定して、それを10倍する方法がとられています。

私たちの体で、コラーゲンは線維状をしている特徴を最大限に発揮します。固さとしなやかさ(柔軟性)が必要とされる場所で、かけがえのない特徴を最大限に発揮するために線維のかたちをしている、というわけです。

管理人

コラーゲンは3本の糸でつくられたコヨリ

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さて、引き続き電子顕微鏡で、さきほどの細線維を拡大してコラーゲンの分子を見てみることにしましょう。

棒のように細長いかたちが見えます。

この細長い棒をさらに拡大してよく見てみましょう。

すると、1本に見えた棒は、3本の縄が、左巻きの螺旋状により合わさってできていることがわかります。

3本の糸でつくられたコヨリを思い浮かべてもらうと、わかりやすいでしょう。

そして、その両方の端、頭と尻尾にあたる部分を見ますと、どうでしよう。より合わされずに3本の鎖が、ほどけたかたちで見えますね。

この3本の縄は、4分の1ずつずれながら、規則正しく、こんどは右巻きの螺旋状に巻かれて細線維をつくるのです。

前回述べた縞模様は、細線維の4分の1ずつのずれがつくったものなのです。

管理人