コラーゲンは3本の糸でつくられたコヨリ

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さて、引き続き電子顕微鏡で、さきほどの細線維を拡大してコラーゲンの分子を見てみることにしましょう。

棒のように細長いかたちが見えます。

この細長い棒をさらに拡大してよく見てみましょう。

すると、1本に見えた棒は、3本の縄が、左巻きの螺旋状により合わさってできていることがわかります。

3本の糸でつくられたコヨリを思い浮かべてもらうと、わかりやすいでしょう。

そして、その両方の端、頭と尻尾にあたる部分を見ますと、どうでしよう。より合わされずに3本の鎖が、ほどけたかたちで見えますね。

この3本の縄は、4分の1ずつずれながら、規則正しく、こんどは右巻きの螺旋状に巻かれて細線維をつくるのです。

前回述べた縞模様は、細線維の4分の1ずつのずれがつくったものなのです。

管理人

コラーゲンは線維のかたちをしている

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ここで、ちょっと知っておくと物知りになるコラーゲンの豆知識をご紹介しましょう。

コラーゲンには、現在19種類のものが知られています。でも、1969年までは1種類(I型コラーゲンといわれています)しかないものと思われていました。

その後、研究が進むとともに、たくさんの種類があることがわかってきました。

コラーゲンの種類の中で圧倒的に多いのは、一番最初に発兄されたI型コラーゲンです。

コラーゲン全体の80~90%を占めています。

そこで、コラーゲンの中の第一人者とも言えるI型コラーゲンに代表させて、コラーゲンの説明をすることが多いのです。

さて、ここでちょっと、電子顕微鏡を覗いてみることにしましょう。いまはやりのバーチャルリアリテイ(仮想現実空間)風にご案内することにしましょう。

あなたの前に、電子顕微鏡があります。レンズを通して、見てください。

線維のかたちをしたコラーゲンが見えますね。もっと倍率を上げてみましよう。なにやらヒモのような線維が見えます。

じつは、これがコラーゲンをかたちづくる細線維(フイブリルという名前がついています)と呼ばれるものです。

コラーゲンの細線維は縞模様を持っています。この縞模様さえあればコラーゲンだ、と言われるくらい特徴的なものです。

この世に存在する物質を、それ以上は分解できないものにした最小単位は原子と呼ばれます。

ところで、テニスが好きな一人ひとりが集まると、「テニス好き」というグループ名がつけられます。

原子が集まると、このようにある特徴を持った最小単位の分子というものになります。

専門的には、その化学的な性質を失わない最小の物質です。ある特定の性格を持った原子の集まり、と理解しておきましよう。

管理人

結合組織にはコラーゲンとヒアルロン酸がいっぱい

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コラーゲンのかたちをみてみましよう。

非コラーゲンタンパク質は、細胞の中でいろいろなかたちをしています。その中の酵素タンパク質は、丸い球状をしていて、多くは水に溶けたかたちで存在しています。

ところが、コラーゲンは線維状で、水に溶けたかたちでは、ほとんど存在しません。

私たちの体の中でコラーゲンやヒアルロン酸がたくさんある場所は、結合組織と呼ばれる部分です。この組織は結合という文字どおりに、細胞と細胞を結びつける役目をする細胞のあいだを埋めている組織です。

結合組織は、体のありとあらゆるところに存在しています。なかでも皮膚(真皮の部分)や骨、軟骨、腱などに多く、目の網膜、血管の壁、歯と歯ぐきなどにも多く含まれています。

コラーゲンやヒアルロン酸が衰えると、これらの細胞マトリックスがもろくなり、健康を損ねたり老化の引き金となります。

管理人

タンパク質は、糖質や脂質と並ぶ三大栄養素

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私たちは、毎日の食事で、さまざまな食べ物から、いろいろな栄養成分をとり入れて生命を維持しています。

タンパク質は、糖質や脂質と並んで三大栄養素と呼ばれているものの一つで、最も大切な栄養素です。

タンパク質には、牛・豚の肉や魚に代表される動物性のものと、豆腐・納豆など大豆食品に代表される植物性のものとがあります。

いずれも、胃や腸などで消化・分解されて、体に欠かせないアミノ酸になり、吸収されます。

アミノ酸には20もの種類があります。

体に吸収されたアミノ酸は、細胞に配達されます。細胞には設計士(核酸=DNA、遺伝子)がいます。

この設計士がアミノ酸の並べ方を指令します。その指令に従って、タンパク質が組み立てられます。

管理人

子どもの健康づくりにも役立つヒアルロン酸とコラーゲン

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ところで、以前体験談をご紹介していただいた方は、小学5年生のお嬢さんが低体温だったのが改善された、と報告されています。

このお嬢さんのように低体温の子どもさんが増えています。

私は、このような低体温児童にヒアルロン酸とコラーゲンを飲んでもらい、体温の改善をみてみました。

36度以下の対象児童のうち、0.4度の体温上昇と、0.2~0.4度の体温上昇という改善効果が、それぞれ約23%の児童にみられました。

このように、コラ-ゲンは、さまざまなアンバランスを生じた体をもとに戻す働きもあります。

美しく、健康に、若返る効果とともに、高齢化社会やこどもの健康づくりに、コラーゲンの多様な効果が注目されていくと思います。

管理人